来年本土復帰50年の節目を迎える沖縄。その象徴とも言えるのが、米軍嘉手納基地の門前町として栄えたコザ(現・沖縄市)。戦後、米国などの影響を受け発展したコザは、40ヶ国以上の外国人が暮らす国際色豊かな町。本場のエイサーや島唄など沖縄文化と、米国のロックやインド、ラテンなどが融合した独特の文化が広がる。基地との共生を強いられながらも、豊かなチャンプルー文化をたくましく育んできたコザの風土と暮らしを描く