モンターグは密告によって自宅の本の焼却にむかうことに。追い詰められた彼は最後の瞬間、隊長ベイティーに火炎放射器を向ける。逃亡の果てに彼がたどり着いた場所とは? モンターグは密告によって自宅の本の焼却にむかうことに。追い詰められる彼は最後の瞬間、隊長ベイティーに火炎放射器を向けるのだった。ついに逃亡犯と化す彼が最後にたどり着いた場所とは? そこで描かれるのは人類にとっての最後の希望「記憶」のかけがえなさだ。第四回は、「記録すること」と「記憶すること」が人間にとっていかに大切か、そして、それをないがしろにする社会がいかに貧しいのかをあらためて深く考える。