Home / Series / 100分de名著 / Aired Order / Season 1 / Episode 447

100分de災害を考える (3)「セネカ“生の短さについて”」

平時において多くの人たちは「時」の真価を知らないまま生きている。困難の最中にあってこそ私たちは真の「時」とのつながりを取り戻すべきだというセネカの時間論に迫る。 哲学者セネカによれば、死はしばしば前触れなく訪れその足音が聞こえるようになった時初めて自分の人生が限られたものであることに気づくという。平時において多くの人たちは「時」の真価を知らないまま生きている。困難の最中にあってこそ私たちは、真の「時」とのつながりを取り戻すべきだというのだ。第三回は、セネカの思考を通して、「生」のはかなさを見つめ、決して計量できない質的な時間を取り戻すことの大切さを考える。

日本語
  • Originally Aired March 15, 2021
  • Runtime 24 minutes
  • Network NHK
  • Created November 3, 2021 by
    shunsuke218
  • Modified November 3, 2021 by
    shunsuke218