『#9 道鏡の野心−貴族と僧侶の争い−』 8世紀半ば、藤原仲麻呂が太政大臣として政権を握っていた頃、弓削道鏡という男が僧侶として頭角を現し始める。道鏡は大きな権力を手に入れ、ついに仲麻呂を滅ぼすまでになるが、天皇になる野心を持っていることを知った和気清麻呂は、一身を投げ出し打ち砕こうとする。