リーマン告発者の10年

2008年の破たんにより、世界的な金融危機をもたらしたリーマン・ブラザーズ。その不正を内部告発して、職場を追われた社員たちが歩んだ10年間の苦悩の日々を描く。 リーマン・ブラザーズが破たん前に行っていた無謀な融資や違法な商習慣を内部告発した社員たちは、いずれも職場を追われた。元管理職の男性は、オートバイで放浪生活を送りながら、人生を見つめ直す日々を送っている。また、告発を機に解雇された社員の中には、得体の知れない恫喝や脅迫に怯えながら、10年間を過ごしてきた人も。今、告発者たちは、訴訟チームを結成し、不正を暴く取り組みを続けている。告発者それぞれの10年を描く。

日本語