こまちは悩んでいた。新しく恋愛小説を書き始めたものの、ラストシーンにどうしても納得がいかないのだ。実はこの小説、自分とナッツをモデルにしたもの。誰かに相談しようにも、内容を話せば自分の気持ちを知られてしまうかもしれないのだ。一人で考え込むこまちのことは、のぞみたちだけでなくナッツも心配なようで…。