多恵のために、健は思いをこめて「赤の月」をピアノで弾く。涙を流しながら演奏を聴いていた多恵は、健を浩志だと信じ込むと、突然意識を失う。 翌日、健は仁美と母の日のお祝いをする予定だった。そこへ健に浩志のフリをしてほしいと直が訪ねてくる。