英二によるレッスンが中止になった由綺は冬弥の父が入院する病院を訪れた。 屋上で語り合う冬弥と由綺。 由綺は自らがふともらした一言から自分を責め始め、冬弥の前で涙を流す。 由綺は「指定席」——冬弥の背中に身を預け、落ち着きを取り戻す。 そして大晦日。 由綺は冬弥のアパートを訪れ、二人は口付けとともに新年を迎える。 1987年が始まる…。