蛭川(上村謙信)の父・正彦(オクイシュージ)が亡くなり、勉強にも手が付かないでいた水無瀬(本島純政)のもとに姿を見せた蛭川は、自身の転校を打ち明け、もう連絡はしないと一方的に別れを告げてしまう。月日は流れ、高校を卒業した水無瀬が空っぽになった蛭川の家を訪れると、そこには「水無瀬へ」と書かれた1通の手紙が―――。