田野島に殺された南条ミユキが最期に言い残した「うらみや」という言葉が気になった寄木と野田は、黒いロングヘアの女の捜索を開始。
一方、神社で妊婦・榊原美帆が書いた絵馬を見た怨み屋は、涙ぐむ美帆にそっと近づき、黒い名刺を残して去る。
美帆は、恋人・赤沼真介と婚姻届を提出する際、真介が既に久我山道子という女性と入籍している事実を知った。真介は身に憶えがなかったが、美帆の父親に結婚を反対され、婚約は破談。さらに、真介はトラックにはねられ亡くなっていた。
その後妊娠が分かった美帆は、子どものためにも久我山道子という女を調べてほしいと怨み屋に依頼する。