年商80億の不動産会社社長・南条が自宅で何者かに刺殺される。旅行中だった妻・ミユキは夫の訃報を知り、急いで帰国する。 ミユキは夫の葬儀後、遺影の側に怨み屋が落として行った黒い名刺に気づく。自分の元彼・田之島が犯人に違いないと考えたミユキは、怨み屋に1千万円で殺害を依頼する。 ところが情報屋の調べで、ミユキと田之島は共犯だったことが判明。怨み屋は「怨みのない殺しはしない主義」とミユキの依頼を断るが、ミユキは「あなたは必ず田之島を殺す」と怨み屋に予告する…。