船岡山の戦いで大内軍に加わって戦功を上げ、将軍・義尹(本田博太郎)から賞せられた新右衛門(堺雅人)は、細川高国(安田顕)のたくらみで、再び御前試合を行うハメになる。相手は両端に刃の付いた長刀を巧みに繰る南永(ダンテ・カーヴァー)。新右衛門は死の恐怖にとらわれる。鹿乃(京野ことみ)は、新右衛門が死ぬようなことがあれば、自分も死ぬという。とっさの動きで南永を倒すが、新右衛門の手から血の臭いが消えない。