心療内科医(伊藤淳史)と厚生労働省の役人(仲村トオル)が調査に乗り出す。脚本・後藤法子、演出・今井和久。 東城医大病院の救命医・速水(西島秀俊)宛てに「明日の昼過ぎ、集中治療室(ICU)の患者が急変して死ぬ」という黒い封筒に入った怪文書が届く。心療内科医の田口(伊藤)は不安を覚えるが、速水はいたずらだと言って取り合わない。厚生労働省の役人・白鳥(仲村)も怪文書の存在を知り、差出人が速水を恨む人物か、医大に速水を引き留めたいと願う病院内のスタッフではないかと考える。そして翌日、怪文書の予告通り、骨折でICUに入院していた患者が細菌感染による敗血症を起こし、容体が急変する。そんな中、看護師長の花房(白石美帆)が速水の部屋に不審なものが置かれていたと1通の封筒を見せる。それは、前に届いたものと同じ黒い封筒だった。