冬堂マキ(谷村美月)はウェブの業務を扱う「バンブーネットコミュニケーションズ」の社長、竹内奈々(三浦理恵子)から自分を演じて欲しいと依頼される。マキは社長としてテレビのインタビューを受け、反響は上々だった。奈々の年齢は43歳。若いマキに社長を演じさせ、話題を作る事が奈々の狙いだった。これまで社員にも姿を見せなかった奈々。マキは社内でも社長を演じる事になり、奈々は秘書としてマキをサポートしていく。マキは社員を集め、大手アパレルブランド「ノワリー」のオンラインストアの立ち上げを狙っていると発表する。
そして、奈々は自分の代わりにデートに行く事もマキに依頼する。相手は奈々のブログにコメントしてきた30がらみの平野(内田朝陽)というシェフ。2人はメールでやりとりする仲になり、平野はテレビに出演したマキを見て、デートに誘ってきたという。奈々は平野に好意を持っている事を打ち明ける。マキは自分で行った方が良いと勧めるが、奈々は自分の年齢を気にしていた。奈々はデートして平野がどんな男性かを見極めて欲しいとマキに頼む。 週末、マキは平野とレストランで食事をする。その時、平野はシェフではない事を打ち明ける。個人情報を簡単に晒すのは危険と考えてウソをついたという。平野の本当の職業はIT系の代理店の経営者だった。
翌朝、マキたちが会議をしていると、平野が仕事の話を持ってやってくる。平野は「バンブーネットコミュニケーションズ」の営業部門をサポートしたいと考えていた。平野は「バンブーネットコミュニケーション」が、「ノワリー」との取引を狙っていると