紗絵子(石原さとみ)が「ショコラ・ヴィ」に姿を見せなくなって1ヵ月半、爽太(松本潤)は、紗絵子に会いたい気持ちをショコラ作りにぶつけていた。 その頃、「ショコラ・ヴィ」に海外ロケから戻ったえれな(水原希子)がやってくる。爽太に会いたくて空港から直行したというえれなは、爽太にまとわりつく。恋人同士のようにいちゃつくふたりを、薫子(水川あさみ)が冷たい目で見ていた。さらにもうひとり、ふたりを凝視する人物がいた。紗絵子だった。 爽太は内心激しく動揺しながらも、平静を装いえれなを帰らせる。すると、紗絵子がえれなのことを聞いてきた。えれなと自分の関係を気にしているのかと思うと、爽太は主導権を握った気分になる。 その夜、オリヴィエ(溝端淳平)が帰宅すると、まつり(有村架純)が出かけるところだった。彼氏に会いに行くのか、と聞くオリヴィエに、友達の彼氏と付き合っている自分は最低だがそれでも会いたいのだ、と言いまつりは出ていく。 別の日、相変わらず紗絵子のことばかり考えている爽太に薫子は、男性受けを意識したり自己演出しているのが明白な紗絵子をいつまで好きでいるのか、と毒づく。すると爽太は、その頑張っているなと思えるところが可愛いのだと答え、薫子を閉口させる。 数日後、爽太は紗絵子から買い物に付き合ってほしい、と頼まれる。「付き合って」という言葉に妄想は膨らむが、爽太はそれを断ってしまう。