Shion's first opponent in the finals is none other than her foster father. During the long match, she eagerly looks for a way to defeat him, while he reminisces about the time when she became his apprentice.
紫音と安岡の対局が開始された。
気迫を込めて戦う紫音だが、紫音の将棋をよく知る安岡に、自分の手を読まれ続けてしまう。劣勢となり弱気な態度が出る紫音に、安岡は黙したまま心の中で叱咤する。安岡の思いを受けた紫音は、今までと同じではない指し方を模索する。
対局の中、紫音と安岡は、8年前に初めて対局した時のことを思い出していた。二人の戦いは、この時から始まっていたのだった。