柴田竹虎(小池徹平)は、千葉さくら(真矢みき)からメイド喫茶で働く小中学生に売春を斡旋していた落合建夫(橋爪遼)について聞かれる。落合は、竹虎の父とさくらの妹・ゆり(原田佳奈)を撃ち殺した犯人だが、竹虎の同級生でもあるからだ。竹虎は、2人が高校で知り合い意気投合したが、やがてそりが合わなくなったと話す。すると、さくらは、落合が失踪中の生島透子(志田菜々子)と最後に通話した人物だと明かす。竹虎は、透子の事件の再調査のため、新庄徹(宮川大輔)と組んでメイド喫茶へと向かう。
同じ頃、藤木小次郎(藤木直人)が白豚(塚地武雅)や宝生美月(大後寿々花)と古着店にいると、竹虎あてに電話が入る。小次郎が受けると電話の男は「また誰か殺されたくなければ、これ以上、俺の邪魔をするな」と冷徹に言う。それが落合だと確信した小次郎は、帰宅した竹虎に落合に関わるなと忠告するが、竹虎は聞き入れない。
後日、竹虎は古着店の外で小次郎と出くわす。小次郎は昨日、店の前に落合がいたこと、一瞬、見ただけで落合が根っからの悪人だと感じたということを話す。そして、もう誰かが傷つく姿を見たくないと言い去っていく。
2人のやりとりを見ていた美月は店に戻った竹虎に、小次郎は恋人のゆりを失った悲しみが大きいんだろうと話しながらひとつの疑問を口にする。竹虎の父が落合に撃たれた日、ゆりはなぜ襲撃現場に行ったのか、と。すると、竹虎は自分のせいだと言い、事件を語り始める・・・。