一生つきあう病気(膠原(こうげん)病)にかかり、会社を退職する。週4日のパートでギリギリの生活を送ることに。日常生活は一応送れるものの、無理をすると体が悲鳴をあげる。マンションの更新をあきらめ、家賃5万円の団地暮らしを始める。お隣に大家さんが住んでいるのでちゅうちょしたが、決め手は謎の居候、司の作ったスープと、薬膳料理だった。前の職場で受けたストレスやキズなど色々あるが、少しずつ少しずつ、季節の移ろいの中で、変化がおとずれる。