光秀の策略により窮地に追い込まれた政宗と幸村だったが、身を挺して政宗を守った幸村は炎に包まれてしまう。政宗は赤く染まった月を見上げ、幸村の紅き槍を握り、決然と織田信長のいる本能寺への道を再び踏み出すのだが、そこに濃姫が現れ・・・。