薩土盟約を受け後藤象二郎(青木崇高)は土佐に戻り、山内容堂(近藤正臣)に大政奉還論を説くが容堂は拒否する。土佐の挙兵のために必要な銃を仕入れるために長崎に戻った龍馬(福山雅治)だったが、白袴の武士がイカルス号という船のイギリス人水夫を殺した事件で海援隊に犯人の嫌疑がかかってしまう。 イギリス公使・パークス(ジェフ・ワスティラー)は弥太郎(香川照之)に、犯人を引き渡さなければイギリス艦隊が土佐を攻撃すると脅す。奉行に追われる龍馬の代わりに惣之丞(要潤)が奉行所に連行され、隊士たちは真犯人を探し始める。 一方、事件を目撃したお元(蒼井優)がそれを報告せず不審に思った奉行・朝比奈(石橋凌)が、お元の荷物を調べさせると、ロザリオが見つかる。キリシタンの弾圧を始める奉行。逃げるお元を龍馬と弥太郎は見つけ出す。 海援隊は真犯人は福岡藩士で自害したことを探りだし、龍馬はパークスの元に乗り込んで犯人が海援隊ではなく別にいることを伝える。パークスは薩長を結びつけた龍馬のことを知っていて信じると言う。龍馬はお元をイギリスに連れて行ってくれと頼む。