伊織(佐野晶哉)の家で暮らしはじめ、穏やかな時間を過ごすようになっていた香帆(久保田紗友)。新たな連載作品として、学生の恋愛小説の執筆の依頼が来た香帆は、伊織との1日カップルの設定で“デート”を通して、学生の恋愛をリサーチすることに。 伊織が選んだデートコースは水族館。楽しそうな香帆の姿に見惚れる伊織は、思い切って手を取り、2人で手をつないだまま水族館デートを満喫する。伊織との“水族館デート”で気になったことをメモに取っていく香帆は、幼いころには両親と出かけたことがなく、真也ともデートをほとんどしたことがなかったことを思い返し、伊織と過ごす時間に喜びを覚えていた。 デートと称したリサーチを終えた帰り道、伊織は小指を差し出し「またこうしてデートてくれませんか?」と誘う。その言葉に、香帆もそっと小指を差し出して約束を交わす。 そんな2人を離れた所から見つめる影が――――。 一方の真也は、部屋は荒れ放題になり、洗濯も炊事もできず、出社時にはシワシワのシャツしかないありさまだった。仕事でもミスが目立つようになり佐藤部長(吉田ウーロン太)からはこれまでにないほどの叱責を受けていた。 そんな中、香帆から離婚したことを告げられた実咲(森高愛)は、その原因が真也とアカリの不倫関係だったことを聞きつけて…。