「太陽に懸けろ・住宅エネルギー革命」モンゴルへ運命の多結晶シリコン◇

高価な太陽電池を庶民でも買える値段にするため、30年に及ぶ苦闘を重ねた技術者らのドラマを送る。1959年に創業した京セラは、小さな電機部品メーカーとしてスタート。絶縁体部品セラミックスの研究をたった一人で確立した稲盛和夫が技術総責任者となり、技術を世のために使うという信念の下で会社は急成長していった。73年、石油ショックの影響でメーカーからの受注が減る中、稲盛は新しいエネルギーである太陽電池に着目。太陽電池に詳しいシャープの技術者、木村謙次郎を呼び寄せた。だが、もともと人工衛星の技術である太陽電池は当時1億円以上した高価なもの。それを庶民の手に届くものにするには、重要部品であるシリコン板のコストダウンが必須だった。

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  • Originally Aired November 29, 2005
  • Runtime 1 minutes
  • Network NHK
  • Created November 14, 2014 by
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  • Modified November 14, 2014 by
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