いま全国の自治体関係者から注目を集める男がいる。島根県邑南(おおなん)町役場の職員・寺本英仁。高齢化率40%超の人口1万1千人の過疎の町で、「3年連続社会増」と考えられない「結果」を出し続けている。その町おこしの手法は、徹底した“グルメ”に特化した事業の数々。この町でしか味わえない特産品や料理を全面に打ち出すことで、観光客を呼び込み、移住者を招いた。地方を元気にする熱血公務員の奮闘に密着!