子どもの生体肝移植で毎年、世界一の手術数を誇る移植外科医、笠原群生(51)。世界各地から移植の依頼が殺到、生存率は9割と群を抜く、スーパードクター。数々の画期的な手法を編み出し、他では助からない命を救い続けてきた。春、笠原の元に急患が運び込まれた。劇症肝炎で命の危機にひんした1歳の男の子。だが懸念材料が…。その時、事態が動く。「最後のとりで」として家族の未来をつなぐべく闘う、泣き虫ドクターに密着!