長いサッカー日本代表の歴史において、歴代3位の通算50ゴールを誇る岡崎慎司(31)。 日本サッカー界のレジェンドである釜本邦茂(同1位)、キング・カズこと三浦知良(同2位)に次ぐ屈指のフォワードだ。昨年には、所属するイングランド・プレミアリーグのレスター・シティFCで、“サッカー史上最大の奇跡”といわれるリーグ優勝の中心選手として躍動した。 そんな歴史に残る記録を積み上げてきた岡崎だが、同年代の本田圭佑や香川真司のようなスーパースターの派手さはない。その武器は、どんな形でも得点を決める“泥臭さ”だ。ゴール前に飛び込むダイビングヘッド、相手守備の隙を突いてマークを外す動き。さらには、グラウンドを走り回りFWでありながら守備もこなす献身性。 そこには、死に物狂いでピッチに立ち続けることではい上がってきたという、岡崎の自負がある。