治療が最も困難とされる『すい臓がん』と闘い続けてきた世界的外科医・中尾昭公(73)に密着。不可能とされた手術を引き受け、それでいて手術の死亡率は全国平均の20分の1。理由は自らが開発した画期的な手術法にある。だが古希を超えてなおメスを握り進化を追い求めるのはなぜか…?気づかないままがんが進行し約7割の人が手術不可能と診断される『最難関がん』との闘いに身を投じ命を救う『最後の砦(とりで)』迫真の記録