年間300件、国内トップの手術実績を誇る肝臓外科医、高山忠利。新たな手術法を確立し、治療の可能性を切り開いてきたエキスパートだ。肝臓は無数の血管が複雑に入り組み、「血の塊」と言われる。一歩間違えれば大出血につながる難手術を、細心さを徹底した丁寧な手術で成功に導いてきた。この夏、一刻の猶予も許さない厳しい病状の女性が高山の腕を頼りやってきた。命をかけた大手術。全身全霊で闘う信念の医師に密着!