遊軍取材班の朝。ほぼいつものように蒼山叶(松雪泰子)がソファーで寝ていると、桃井祐(遠藤雄弥)が最近、毎日のように届く同じ視聴者からのファックスへの対応を他のメンバーに伺う。
ファックスの送り主は、元詐欺師と自ら名乗る相良俊也(佐藤貢三)。相良は、かつて自分の作った曲が作曲家の西本健一(島津健太郎)に盗作され、現在行われている「アジア芸術祭」の公式ソングとして使われていると訴えていた。
白石弘(小日向文世)に判断を求められたサブキャップの赤坂衆(小出恵介)は即座にシュレッダー行きを指示。と、寝ていた蒼山が起きて止める。そして、赤坂に盗作問題を調べるよう命令した。
そこに、黒井彰(平山浩行)が現れた。黒井は、先ほど発生した鉄道の人身事故の取材を遊軍に依頼する。誤って、線路に落ちた宇野多恵(田島令子)が、近くにいた女性に列車がくる直前に助けられたのだ。黒井は宇野から話を聞き、美談としてニュースで流して視聴率を稼ごうという腹づもりらしい。
蒼山は、その事故で遅刻していた奧澤緑(相武紗季)に宇野のコメントを取ってくるよう命令。
さらに、蒼山は盗作取材を赤坂と白石。残りのメンバーで人身事故の起きた現場に行くよう人員を振り分けた。蒼山自らも取材に向かおうとすると、総務課の長沼一枝(山野海)が立ちはだかる。長沼は、蒼山が溜め込んでいる書類をすぐに提出するよう求めてきた。取材に赴きたい蒼山だが、書類整理で引き止められてしまう。
とある病院で、緑と紫村健(小柳友)が合流。転落した際の怪我の治療に来ていた宇野に話を聞く。宇野は、現場