チュルルを伴い、無事に帰還したジョルディを歓喜の声で迎える白い谷の戦士達。誰もがジョルディを英雄として認めたこの時、ダルタスにより、ジョルディ自身も知らなかった出生の秘密、ジョルディが亡きボーダー王の世継である事実が谷の住民に告げられる。しかし、喜びに沸く谷をローダン率いる討伐軍が襲撃、傷ついたガリアンで出撃したジョルディは、ランベルのザウエルに苦戦を強いられる。ザウエルの攻撃がガリアンを捉えようとしたその時、ヒルムカの空飛ぶ光の船がジョルディを救うが、査問委員会の追撃部隊がヒルムカの船を撃破、間一髪のところでヒルムカは脱出する。 一方、ローダンへの度重なる命令違反により監禁されていたハイは、部下の親衛隊員に救出され、マーダルにローダンの危険性を直訴するが、そこでマーダル自身の野望を聞くこととなる。 白い谷でヒルムカの手により強化されるガリアン。ジョルディ達の見守る中、最強の機甲兵が誕生しようとしていた。