奏一郎(橋爪功)が、桃子(松田芹香)の幼稚園の園長・和美(岡田奈々)と公園を散歩しているところを目撃される。琴音(松下由樹)は拒否反応を示すが、意外にも桜子(芦田愛菜)は、奏一郎の妻が亡くなって5年が経つのだからいいのでは、と理解を示す。しかし、そう言いながらも桜子はどこかぼんやりしていて、いつもと様子が違う。実は、学校に通うようになった、引きこもりだったクラスメイト・省吾(濱田龍臣)のことで頭がいっぱいなのだ。省吾とのやりとりを思い出し、ひとりニヤニヤする桜子。アリス(シャーロット・ケイト・フォックス)も、不思議そうに見る。
そんな桜子は、学校でも女子に囲まれる省吾をガードしたりと世話を焼き、省吾もまんざらではないのか、それを受け入れる。するとある日、省吾が桜子の家を訪ねたいと言い出した。断り切れない桜子は、省吾を連れて帰宅。家族が揃うなか、省吾を紹介するが、奏太(山本耕史)が一気に不機嫌になり、“ふしだら”だと怒り始める。そんな父親の態度に今度は桜子の怒りが爆発。交際0日で新しい女性を連れて帰ってくるほうがふしだらだ、などと猛反発する。中学1年生の娘に舞い降りた初恋を巡り、仲良し父娘に突如わき起こった壮絶なバトル!
はたして、桜子の淡い恋の顛末は?さらに奏一郎の“老いらくの恋”にも衝撃の展開が!?