新海元一(織田裕二)は、光太(田中奏生)と一緒に過ごせる最後の日を迎える。翌日には、紗世子(鈴木杏樹)が迎えに来て、光太と共に長野に向かうことになっていた。
元一は、居候していた早坂美月(長谷川京子)のマンションの一室の片付けを済ませ、光太の荷物を長野へ送った。元一自身は、アパートを借りるつもりでいた。
この日のために休みを取った元一は、朝から光太のためにお弁当を作った。光太と一緒に、保育園でお別れの挨拶を済ませた後、ふたりでアスレチックに行って遊び、夜はその施設内にある山小屋に泊まる計画を立てていたのだ。
保育園を訪れた光太は、みんなの前でお別れの挨拶をする。元一もお世話になった先生たちにお礼を言った。保育園を出ると、えりな(小林星蘭)が待っていた。えりなは、光太にお別れのプレゼントを渡し…。
元一と光太は、いよいよ楽しみにしていたアスレチックへと向かう。芝生スキー、サイクリング、さらにはバーベキューと、楽しみにしていることを話し合いながら盛り上がるふたり。するとそこに、岸田史顕(八嶋智人)から電話がかかってくる。
岸田によると、インターンシップ・プログラムの一環で出された課題で、元一が提出した事業改革案が採用されるかもしれないとのこと。元一は、事情を知らず、すぐに会社に来て欲しいと言う岸田に困惑しながらも、やむなく光太を連れて出社するが…。