新海元一(織田裕二)が不審者だと誤解されて警察に逮捕されそうになるという騒動が起きる。息子の光太(田中奏生)と一緒に古川勝(六平直政)の倉庫にいたところ、いきなり刑事たちが現れたのだ。光太が公園で知り合った近所の女の子・えりな(小林星蘭)が、友だちが知らない男に連れて行かれた、と母親に話したからだった。
元一と光太は、早坂美月(長谷川京子)に誘われ、ボーリングをしに行く。その際、元一は、警察の件を知って心配する美月に、もうすぐ金が貯まるから小さなアパート借りて仕事を探すつもりだ、と話す。が、給料をもらっても、滞納していた保育料や携帯電話の支払いに追われ、手元にはほとんど残らなかった。
別の日、岸田史顕(八嶋智人)の娘の誕生パーティーに招待された元一は、美月や岸田が勤務する日藤物産がインターンシップ制度で中途採用の枠を広げることを知る。先日のプレゼンを見た同社社長は、元一にも声をかけるよう言ったらしい。が、実は美月は、ある理由があってそのことを元一には伝えていなかった。
そんな折、古川の倉庫に児童相談所の児童福祉司・竹内忠彦(中村橋之助)が訪ねてくる。そこで竹内から、仕事や住居のことについて質問された元一は、美月に救いの手を求め、一緒に住んでいることにしてほしい、と頼みこむが…。