ネイリストの中野由佳さんは5年前、交通事故で車いす生活となり、手にもマヒが残った。仕事の継続も難しくなり、生きる意味さえ見失った彼女が病室で掲げた2つの夢は「必ず歩く」「仕事復帰」。嫌な思い出を塗り替えたいと、事故からちょうど2年の日に広島県三次市の実家にネイルサロンを開く計画を立てた。大事なものは一つも無くしたくない―。様々な壁にぶつかっても決して諦めず、挑戦を続ける由佳さんの2000日の記録。