兵庫助(高嶋政伸)の知らせで村が襲われることを知った武蔵は、村を捨てる決意をする。村人たちは反対するが、又八(堤真一)の言葉で全員が村を出ることに合意。武蔵は、ひと足先に村人たちを逃がす。だが、それは兵庫助もあずかり知らない、柳生の罠だった。そこには柳生の手の者が待ち構えており、三之助(小池城太朗)ら村人たちの多くが命を落とす。