武蔵(市川新之助)が九度山から戻ると、武蔵村では村人が殺される事件が発生。手を下したのは、徳川と豊臣の戦いに馳せ参じようとする浪人たちだった。天下分け目の戦いが近いと知らされた武蔵は、柵を築いて村を守ろうとする。キリシタンが大坂方に味方するとの噂が広まり、村のキリシタンの女性たちが徳川方の役人に捕らえられる。