慶長5(1600)年、関ケ原の合戦で西軍に参戦し、敗残兵となった新免武蔵(市川新之助)と本位田又八(堤真一)は、お甲(かたせ梨乃)・朱実(内山理名)母娘に雇われ、野盗の辻風一味と戦う。そのころ、越前の国では、天才剣士・佐々木小次郎(松岡昌宏)が師の命令で許嫁・八重(仲間由紀恵)の父をやむなく斬る。国を逃れた小次郎は道中、謎めいた女性・お篠(宮沢りえ)と出会う。