シューバルトから調査の打ち切りを宣告されたリヒャルト。息子候補だったエドムント・ファーレンの自殺に疑問を抱いていたリヒャルトは、未解決事件のファイルを振り返るうち、ある疑念が浮かぶ。それは、テンマが犯人とされている中年夫婦殺人事件だった。