所在が分からず、晴が必死に連絡を取ろうとしていた千里だが、偶然再会した国木田に辞職願を渡す。パイロット不適格とされた千里にとって、空に関わる他の部署に就くことは耐えられなかったのだ。ついに篠崎は父親として千里と向き合うことを決心し、過去の出来事を詫びるとともに千里の今後について親身になって考え、真剣に話す。それまで父に反発していた千里だったが、挫折を味わった今では、素直に父の言葉に耳を傾けることができた。晴は自分の気持ちを千里にぶつけ、将来を案じて必死に他の仕事を探して引き止める。他のP訓たちも千里の気持ちを変えようと姑息な手段まで考えるが、千里は応じない。口では冷たくあしらっていた国木田だが、皆の前で篠崎から聞いた千里の幼い頃の夢を語る。それを聞いた千里は訓練での日々が脳裏に浮かび、空への憧れを取り戻し、退職を思いとどまる。千里と晴の仲も以前のように親密に戻る。そして晴たちは次の訓練へと進むのだが、晴は父親から話があると連絡を受けていた。