文科省官僚の御上孝(松坂桃李)は私立隣徳学院3年2組の教壇に立っている。 29人の生徒を前に、御上の授業が始まる。その場にいる29人の生徒は、それぞれの想いをもって、向き合っていくのだが、御上が投げかけるある問いが、波紋となり、生徒たちをつき動かすことになるーー。