ケーンたちは兵士の手当てに忙しいリンダのご機嫌を取ろうと躍起になっていた。しかしリンダは「スペースパイロットは嫌い」だと言うばかりで相手にしない。そんなケーンたちにパイロットスーツが支給された。大喜びの一同だが、ケーンだけは自慢のリーゼントをベン軍曹に切られてしまい半分凹みぎみ。視察にやって来たホイットマン司令官との対面でも、階級を気にもせずグチる始末だった。 お調子者のケーンたちは、訓練前にパイロットスーツ姿でリンダの前に現れて再アタックを試みた。その軍人らしくない振る舞いと、彼らの明るさに少しだけ心を開くリンダ。 相変わらず「軍人」というものを理解していなかったケーンたちは、妹へのプレゼントだという人形をケーンに託して出撃していったギニール少尉が、彼のピンチを救うために戦死したことを受け、強い虚脱感に襲われる。