ケーンたちは不本意ながら徴兵されるが、グチを言う暇もなく、彼らの教育係に任じられたベン軍曹が現れて早くも訓練が開始される。 その頃、ドラグナー追撃部隊に新たな刺客が合流していた。その「ギガノスの蒼き鷹」と呼ばれる親衛隊のエースパイロット、マイヨ・プラートは、着艦したクラビウスで彼の直属の部下となる若きエリート「プラクティーズ」のカール、ウェルナー、ダンに迎えられる。そして挨拶もそこそこに、早速周辺宙域の下調べに取り掛かった。 一方ケーンたちは、もう一人の教育係で、本来ドラグナーに搭乗するはずだったパイロット、ダグラスの授業を受けていた。だが軍人としてのしがらみさえ知らないケーンたちは、ダグラスの授業などそっちのけで口論を始める始末。しかも緘口令を敷かれていたにも関らず、リンダ・プラートたち難民に船が軍艦であることを教えてしまった。 そして行われたドラグナーの飛行訓練。その最中、ケーンたちは現れたプラクティーズと交戦状態に入ってしまう。功を焦り、マイヨの命令を無視してケーンたちを翻弄するプラクティーズ。援軍のお陰でどうにかプラクティーズとマイヨから逃れられるものの、ケーンたちは圧倒的な腕の違いに愕然とする。