ラッキー探偵社に、結婚を約束している相手を調査してほしいと箕輪(東根作寿英)という男性がやってきた。調査対象は水沢紗己子(紺野まひる)、母親が病気だという彼女に金を渡したため、箕輪の母が詐欺を疑っていると言う。その金が500万円と高額なことに、時多駿太郎(松本潤)は驚く。筑紫昌義(角野卓造)は、新田輝(瑛太)と旭淳平(大泉洋)に紗己子が通う料理教室へ、水野飛鳥(仲里依紗)には紗己子のマンションへ向かうよう指示。駿太郎には、顧客の犬・チエミの捜索が命じられた。
新田と淳平が潜入した料理教室で、紗己子はサトル(マンボウやしろ)と親しげにしていた。生徒たちは、紗己子はいつも違う男性を連れて来るのだと証言。一方、飛鳥の調査で、紗己子は箕輪に話していたマンションに住んでいないこともわかった。
その頃、見つけたチエミを散歩させていた駿太郎は、弥生(畠山紬)という少女と出会う。弥生はすぐに自分に懐いたチエミを離さず、「岡本」と表札の出たアパートに連れて入ってしまう。
翌日、駿太郎が岡本家を訪ねると、紗己子=本名・岡本紗江がドアを開け、弥生は留守だと言った。紗己子の顔を知らない駿太郎は、招かれるままに部屋に上がりこむ。その後、駿太郎はチエミと弥生を連れて事務所に戻った。紗江に弥生を一時預かってほしいと頼まれたからだ。弥生を見た茅野メイ(入来茉里)は、隠し子かと聞き、事務所は騒動となる。そこへ、藤崎瞳子(松嶋菜々子)が帰社し、今回の案件資料を眺め始めた。駿太郎は、そこに貼られた紗江の写真を見て驚愕する。
紗江から弥生をどこかへ連れて