2人が出会った少女時代―そのころから百合は皆に愛される真由子を羨望のまなざしで見ていた。愛情に飢えていた彼女は、真由子の父・正吾(榎木孝明)にゆがんだ愛情を求めるが、彼を自殺に追い込んでしまうことに。諒一との結婚は果たして恋愛の延長だったのか、嫉妬からか。真由子から最愛の人たちを奪った百合の素顔が見え始める。一方、直巳の想いに揺らぎ始めていた真由子であったが、諒一の接近で過去の想いに引き戻される。