ついにタイムリミットの時。犯行推定時刻に現場から1時間半も離れた自宅で電話を受けたという一色のアリバイを崩すため、当日の朝を再現する薫子たち。左近もまた電話のトリックと高橋殺害の真相を次々と暴いていく。だが、追い詰められた一色は左近を人質にとって逃亡を図ろうとして……。万事休すのその時、右近が一色の恋人でもあった高橋の心を代弁、動揺した一色を如月が投げ飛ばすのだった。