<日曜日で候>立派な侍になることを志し、武士校に通う磯兵衛(杉野遥亮)。しかし、彼は空前絶後の怠け者だった…! そんな磯兵衛は、親友の中島(鈴木福)とドラマの制作発表に臨むが、記者の的外れな質問にイライラして…。<春画で候>春画を拾った磯兵衛は母上(檀れい)に見つからないように四苦八苦。<大八っつぁん、登場で候>浪人の大八(マキタスポーツ)に因縁をつけられた磯兵衛は、いかにピンチを切り抜ける!?
<武士道学校で候>勉強に身が入らない磯兵衛は、先生(綾田俊樹)に「勉強をやっても強くならない」と主張。同級生も磯兵衛の意見に賛同し…。<拙者、恋愛なんて…候>団子屋の看板娘(長濱ねる)に恋をした磯兵衛。意を決し、告白を!? <故 宮本武蔵、登場で候>本屋で春画を買おうとした磯兵衛に、宮本武蔵(三宅弘城)の霊が取り憑く! <ニンニンで候>忍者入門を愛読する中島の影響で、磯兵衛が思わぬ才能を発揮!?
<文字通り井戸端会議で候>母上の井戸端会議を目撃した磯兵衛は、自身をベタ褒めする母上に居たたまれなくなり…。<大八っつぁん、待ち伏せるで候>団子屋で磯兵衛を待ち伏せしていた大八。ふいに磯兵衛と看板娘の仲を探り始める。<平賀源内、登場で候>天才発明家・平賀源内(津田寛治)に頼まれ、部屋の掃除をする磯兵衛だが…!? <指名手配で候>町に脱獄犯が潜んでいると知った磯兵衛は、脱獄犯を捕まえる妄想をする!
時代劇の地味な絵面に不満を抱き、CGを使う提案をする磯兵衛。<ねぐせ祭りで候>磯兵衛は源内の発明で寝癖を直してもらう際、CGを多用するが…。<拙者のアゴヒジ観で候>人間のアゴとヒジはくっつかない――衝撃の事実を知った磯兵衛の前に正体不明の浪人・ナニガシ(秋山竜次)が現われる! <宮本武蔵の逆襲で候>五輪書を枕として使われご立腹の宮本武蔵。姿が見えないのを利用し、寝ている磯兵衛にちょっかいを出す!
自分のドラマが全然かっこよくない、と苦言を呈する磯兵衛は、自分の役をかっこいい俳優に演じてもらうことにする。<はじめてのさぼたあじゅで候>“かっこいい”磯兵衛(新木宏典)は、いきなり学校をサボる。<二度寝で候>中島との約束をすっぽかし、惰眠をむさぼる磯兵衛(徳重聡)の前に二度寝の神様が現われ…。<完徹デスマーチで候>徹夜したことがない磯兵衛(平泉成)は、徹夜の助太刀を中島たちに頼むが…。
<作文で候>作文の宿題を忘れていた磯兵衛は、「自分が尊敬する武士」というテーマに対し、口からでまかせでピンチを切り抜けようとするが…。<いい仕事してま候>中島と近所の刀屋を訪れた磯兵衛は、店員から刀を見る目を褒められ調子に乗る。<あばらが鳴るで候>全身の骨を鳴らせる特技を持つ磯兵衛は、街角でその特技を披露し始めるが、見物客に紛れて謎の中国人“四千年大先生”が現われて…!?
ドラマで自分が活躍する回を切望する中島。<マニュアリスト中島で候>チンピラにカツアゲされた中島は、けんかの必勝マニュアルを読んでチンピラと対峙。<中島コンタクトで候>眼鏡狩り令の発令で眼鏡をコンタクトに替えた中島。しかし日に日に変貌を遂げ、周囲は困惑する。<宮本武蔵が教えてくれるで候>五輪書を参考に、剣の鍛錬に励む磯兵衛と中島だが、内容を誤解したあげく、上達しないのを宮本武蔵のせいにする!
<世紀の大発明で候>タイムマシンを発明した平賀源内は大喜びするが、すごさが理解できない磯兵衛のリアクションは薄く…。<恋文を書いてみるで候>看板娘にラブレターを書く決意をし、磯兵衛は試行錯誤を重ね、手紙をしたためるが…!? <悪代官で候>悪代官と越後屋の取引現場を目撃した磯兵衛は奉行所に通報しようとするが、悪代官の知られざる苦悩を知り…。<源内と中島で候>タイムマシンをどう思うか、中島に問う源内。
<大八対武蔵で候>磯兵衛にどうしても二刀流を伝授したい宮本武蔵。悪戦苦闘の末、磯兵衛が二刀流の魅力に気付き始めたところに大八が現われ!? <イイ声選手権で候>看板娘が“いい声”に憧れていると知った磯兵衛は、平賀源内の発明品で“いい声”になり…。<武士校進級試験で候>武士校の進級試験でただひとり、不合格だった磯兵衛。このままではみんなと一緒に進級できない! 徹夜で勉強し、追試に挑む磯兵衛だが…!?
<スケたいで候>源内の発明により透明人間になったと思い込んだ磯兵衛。本能の赴くままに行動した結果、赤っ恥をかき、江戸を出ることを決意。おなじみの面々が磯兵衛との別れを惜しむ中、当の本人は何やら釈然とせず…? <帰ってきたで候>立派な武士となった磯兵衛?(眞島秀和)が江戸に帰ってきた――!? 浪人たちをみごとに斬り伏せる磯兵衛だったが、彼に一体何があったのか。令和の青春時代劇、ここに堂々完結!