Rei collapses under the shock of discovering that without her name in the family registry, she is technically a nonentity. She desperately asks the help of the staff at the City Office, especially Kiyama, who has taken a keen interest in her case and is thinking of ways to help her. Meanwhile, an elderly man comes to the patisserie where Rei works and seems to have taken an interest in her. Rei's mom, Yoko, finally agrees to meet Rei at the City Office to get her registered.
アルバイト先の洋菓子店『パティスリー・シャルロット』を飛び出した玲（武井咲）は、転倒して負傷し、救急車で病院に搬送される。偶然その場に居合わせた樹山（江口洋介）は、救急隊員からの要請で搬送先の病院まで同行した。
ほどなく、玲の母・葉子（木村佳乃）が病院に駆けつける。が、目を覚ました玲は、顔も見たくない、と葉子に言い放つ。あくる日、退院した玲は自宅に戻る。その夜、玲のもとに、アルバイト仲間の純（清水一希）が訪ねてくる。店を飛び出したまま無断欠勤した玲のことを心配してきたのだ。純に励まされた玲は、翌日、店に出勤した。店長の衣里（橋本麗香）は、玲から事情を聞こうとした。しかし玲は、何も答えることができない。衣里は困惑しながらも、明日の昼に区役所へ行って、正社員採用の手続きに必要な書類をもらってくるよう玲に命じた。
その夜、玲は、自分と同じように無戸籍に苦しむ人たちが集まるサイト『ひまわり』に、戸籍を作るために必要なものを教えてほしい、と書き込む。そこで玲は、母子手帳や、事実関係や状況経過を記した母親の申述書などが必要だと知る。一方、樹山は、葉子を訪ね、戸籍を作る際の制度が以前とは変わっていることを伝える。樹山は、申請をすれば知られたくないことは隠すことができることを葉子に告げた。しかし葉子は、前の夫に玲の存在を知られることを恐れており・・・。
