時は壬辰倭乱で混乱した宣祖の時代。ある日、使臣団の宿営地に近くで見つかったという謎のミイラが運び込まれる。不吉な予感に包まれるイ・ドクヒョンとイ・ハンボク。一方、宮殿では光海君の世子冊封が明から再び拒否され、世継ぎを決められない宣祖は嘆く。光海君が嫡流でないことをなじり、いら立ちで声を荒げる宣祖の前でひたすら堪え忍ぶ光海君。張り詰めた空気が宮殿を覆おう中、それを破ったのは貞明王女だった。王女のあまりの愛くるしさに腹を立てていた宣祖も笑いだし、一瞬にして宮殿は明るいムードに一変する。王妃は幼い王女が光海君を“兄上”と呼ぶのをたしなめるが、王女の明るさに助けられた光海君は王女をかばう。旧正月後の満月の夜、テボルムの宴で、宣祖は“廃仮立真”を詩題として臣下たちの腹の底を探ろうとするのだが……。
混沌的朝鮮時代,光海君因過份聰穎有才而成為今上宣祖的眼中釘,宣祖欲以光海庶出王子的身分遲遲得不到明國冊封作為藉口廢黜光海,朝廷眾臣便爭相擁戴各自的勢力,令王宮內外動盪不安,此時,與一具不明生屍一同出現的凶書使得朝政陷入一觸即發的緊張局面。