大友皇子らの軍勢と大海人皇子、猿田、犬上らの軍勢の戦いが始まる。大友皇子軍は仏法を用い超常的な力で犬上らを攻撃してくるが、マリモら狗族をはじめとする土地神たちが犬上側に加勢。しかし、「宗教が悪いのではなく、宗教を用いる人間が悪いのだ」と火の鳥は加勢を拒む。なんとか犬上は仏法を用いる僧を倒し、大海人皇子の軍は勝利する。しかし、権力を手にした大海人皇子は、国家統一のために仏教を擁護する立場に変わっていくのだった。