義経えみる(吉岡里帆)は、安定を求めて公務員になった新人ケースワーカー。勤務初日から、生活保護を受給する110世帯の担当を任され、不安と戸惑いを抱えながらも受給者と向き合う日々がスタートする。配属早々に、担当している受給者が自殺してしまうというショックな出来事に遭遇したえみるだったが、指導係の半田明伸(井浦新)のサポートもあり、時が止まったようにただ借金を返済し続けていた受給者・阿久沢正男(遠藤憲一)の人生の再出発を手助けすることに成功。「この仕事、続けていけるかも…」という思いを胸に、別の受給者である母子家庭の日下部家へ向かう。すると、仕事と子育てのほか、父親の介護もしているシングルマザーの聡美(江口のりこ)から思わぬ褒め言葉をかけられ、すっかり上機嫌に。ギターに熱中している高校生の息子・欣也(吉村界人)には、音楽の夢を応援すると伝える。 「健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ)」第2話 しかし、日下部家には、えみるの知らない事情がまだまだ隠されていた。 聡美が娘・リナ(瑞城さくら)のSNSを見ていると、そこには、リナのお小遣いだけでは行けないようなおしゃれなスイーツ店や、はやりのカフェの写真がズラリ。不審に思った聡美は欣也に相談するが、その反応はどこか冷たい。その晩、欣也は母の目を盗んでリナにお金を渡していて……!? 「健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ)」第2話「健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ)」第2話 「健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ)」第2話 また、区役所では、栗橋千奈(川栄李奈)らえみる以外の新人