ガンプラバトル全米選手権の決勝戦。全世界が注目する戦いで活躍するかつてのチームメイトを見て、ミサは複雑な感情を抱えていた。イラトゲームパークでガンプラを組みあげたミサは、そのモヤモヤをぶつけるように自身もバトルを開始するが―。
いよいよ開催されたガンプラバトルイベント「GBフェスタ」。会場は多くの人々で賑わい、目玉である特別イベントバトルのブースには長い行列ができている。そこに並ぶリュウセイ、サナ、トウマの3人は、それぞれがビルドした新しいガンプラの力を試すため、期待に胸を膨らませていた。
GBフェスタのイベントバトル中、突然現れた仮面の男に会場は騒然とする。男が操る謎のシステム「ランナープリズン」によって、無力化されるガンプラ達。間一髪それをかわしたリュウセイ達3人に対して、男はさらなる驚きの一手を繰り出す。
奮闘むなしく、ランナープリズンに囚われてしまったリュウセイ達。仮面の男は満を持して自らのガンプラ、ガンダムバルバタウロスを召喚する。圧倒的な力でバトルフィールドを蹂躙する悪魔の機体を前に、3人は絶体絶命のピンチを迎えてしまう。
仮面の男の正体は、ガンプラバトル全米選手権の決勝でタクマに敗れたマハラだった。ミサの加勢により危機を脱したリュウセイ達は、マハラが生み出した特殊AIキャラが操るガンプラに全力で立ち向かう。
ついに現れたタクマを前にして、マハラはガンダムバルバタウロスに秘められた全ての力を解放する。全てのガンプラファイターの想像を超えたガンプラバトル、その最終決戦の火ぶたが切られた。